《第26回 日本認知症ケア学会 作品展示》

5.31~6.1開催の日本認知症ケア学会が無事に終了しました。

福岡国際会議場全体を貸切られた大きな学会で、5階にご入居者の作品を展示しました。学会中は担当ブースに、約120名の方に立ち寄っていただき、臨床美術についてお話しする機会を得ました。

社会福祉士、介護福祉士、看護師、医師、認知症ケア専門士、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、大学教授等の専門職の方々ばかりでしたが、施設への導入経緯、現場の様子、変化、認知症患者さんへのアプロ―チ、イメージや意欲喚起など、様々なご質問も受けました。

昔と違うのは、1割の方が臨床美術をすでにご存じだったこと、そして「私の病院(施設)でも導入しています。」とお話くださったことです。この10年で随分と普及してきたことが伺えて、すごく嬉しく感じました。

臨床美術をご存じない方も、熱心に作品を触ったり、近くでご覧になったりと興味を持っていただきました。福岡県の方は少なく、全国各地(岩手、秋田、愛知、東京、神奈川、千葉、京都、大阪、山口、熊本等)、主に関東から参加された方がほとんどで、最新パンフレットと共に臨床美術をご紹介しました。今後、全国の臨床美術士さんにつなげられたらと思っています。

久しぶりに通常のルーチンとは違い、「伝える力」が必要となった2日間でした。端的に説明することの難しさ、それでも120名の方に説明し続けると、否応なしに、話す訓練にもなりました。

途中、大学勤務時代の懐かしい先生方にもお会いでき、緊張がほぐれました。

最後に、お世話になっているフェリオ天神の施設長・副施設長、またフェリオ百道の副施設長やスタッフの皆様にも学会中サポートいただき、本当にありがとうございました。

今は無事に終わって、ほっとしています。

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「臨床美術による創造の世界」

~認知症患者の手による表現~

アトリエSHO彩

介護付有料老人ホーム

「フェリオ天神」


アトリエSHO彩

Art for Smile Art for Health Color of Only One

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