Workshop in 熊本

震災後、2度熊本へ足を運びました。1度目は日本臨床美術協会が主催した復興支援の公開セミナー「心のケアとケアの心」の中でのワークショップ。

2度目は、臨床美術を導入している熊本の帯山中央病院が主催するふれあいイベントでのワークショップ。少しでも震災後の被災者の方の心のケアになれたらとの思いから、5年前にご縁があって知り合った同じ熊本の臨床美術士の方とチームを組んで、2度目のワークショップに臨みました。

今回は秋の味覚さつまいも。「ごつごつおいもでおもしろアート♪」がテーマ。さつまいもをよーく観察、触ってみて、味わいました。もちろん中身の色から。そして皮の色へと、どんどん混色していきました。

削ってみると、くぼみや繊維の細かい表情が出ます。

子どもたちから発せられる声も拾って、コミュニケーションも大切にします。

私の担当のブースはとっても元気なハーフの男の子2名とそのお父さま。2個のおいもを描き終わって「疲れた~満足」の一場面。終わった後のアンケートでは「いつか久留米に来るメ!おせわになりました。」とユーモラスに書いてくださいました。

3歳のお子様から60歳の方まで12名の方にご参加いただきました。

完成したおいもさんも、なんだか楽しそう。

熊本のみなさまが、少しでも元気になりますように。

機会があればまたいつでも熊本に行きたいと思います。


帯山中央病院よりお知らせ

>帯山中央病院のホームページにもどる芸術の秋。食欲の秋でもありますね。これはさつま芋の作品。先日、地域のおじいさん、おばあさん、子どもたちとの臨床美術で、敬老の日をかねてふれあい交流イベントを企画・開催しました。今回の企画は震災後のこころのケアの一環でもあります。保護者の方や小さなお孫さんの飛び入り参加もあって、大変にぎやかな一日となりました!お芋を食べたり、触ったり…。香りはするかなあ…。お芋が転がって割れちゃいました。そんなハプニングも楽しめるっていいですよね。3歳の子がのびのびと描いている姿、きもちがいいですね。それぞれの個性がひかる、魅力的でおいしそう?な作品がうまれました。さいごに、全員の作品をならべて見たあとは各テーブルにわかれてプチ鑑賞会。お互いにほめ合う時間。おばあちゃんとお孫さんで。親子で。初対面同士で。ほめられる喜び。見ているわたしたちも嬉しくなるような時間でした。みなさまとの楽しい時間を一緒に共有できること、それがなによりも嬉しく思っております。ご参加下さったみなさま、本当にありがとうございました。 2016年10月6日 1:25 PM |カテゴリー: お知らせ 2005 Obiyama Central Hospital,Inc. All rights reserved.

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