おおきなしろいかぶ
今年最初の低学年の子どもクラスと親子クラスでは、「土を描く」「蕪を描く」をしました。
スーパーで根っこがついたカブはほとんどなく、どれも心が動かないモチーフばかりでしたので、探しに探しふとしたご縁で、久留米市の大根とカブ農家の方から直接購入することができました。
びっくりするほどの大きさと、美しさなのです。
お話を伺うと、サラサラの土は乾きが良くて、それに肥料を混ぜてフカフカになった良質な土で育てたかぶは、真っ白でキメ細かなカブになるのだそうです。
このモチーフなら間違いない!!!と思って、前日に畑から採ってくださった新鮮なカブを子どもたちに見せました。
「おおきい~~~白い~~~~いきいき~」^^
そうでしょそうでしょ、だって農家の方が寒い中、今日のために採ってくれたカブなのです。みんなの描きモードスイッチオン!まずは土からイメージして描きました。
そして、ふかふかの土の上にカブを描いていきました。
茎はしゃきしゃき力強くて、葉っぱはザラザラふわふわしています。
「早くたべたーーーーーーい!」
たたきつけるように描くのは、子どもたちは描きやすかったみたいですね。
お花紙で、葉っぱに色付けしていきました。カブは春の七草の一つなので、葉っぱの印象はもちろん、春のイメージの色も加えていきました。
墨で、根っこの細かな模様だったり、ぶつぶつだったり、強調したい輪郭を入れていきました。よ~く見て描いていますね。
みんなの「土を描く」「蕪を描く」の完成です。
「夢のかぶにする!」と言った子、
習い事は他は行きたくないけど、臨床美術だけは行きたいと行ってくれる子、
みんなの笑顔が何より物語ってくれているようです。
教室の後は、どのご家庭もカブ料理をお母さんたちが作ってくれるそうです。
描いて食べる!とても満喫できる1日になったのではないでしょうか。
よかったね、みんな!
ご参加ありがとうございました^^
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