意味の学校2020
2020,1,19 福津市津屋崎にある津屋崎ブランチ主催『意味の学校』の話題提供者として、アートセッションをしました。参加者は、絵が苦手な方、学校の先生、学芸員、アーティストなど様々でした。
実施したのは、りんごを五感を使って描く「りんごの量感画」。終わった後の振り返りでは、
~「りんごを見ても、中身が透けて見える」。
「作品がアートなのではなく、対象(りんご)と私の間に生まれたものがアート」「対話はアートを生み出す行為」「感性なくしてそのアートは生まれない」。
「本来学校とは、アーティストを育てる場所であり、アートの感性を手に入れて初めて、他の教科の意味を知ることになる。」~
「対話」「アート」「感性」は、密に関係していることに気付き、10年という区切り、スタートの年に本当に多くの学びをいただきました。
私の仕事はきっと、教育の面においては、先生方に気付きを与えるきっかけでもあり、子どもたちには早い段階で、間にある関係性を観る力、表現する力、感じ取る力でもある「感性」という土壌をふかふかにして、無関心を関心へと導く仕事ではないかと思いました。きっとそれが、いろんな教科、学問、様々な分野において生かされる力になるだろうと確信しています。
これからは、アートのチカラが、未来を創っていくのではないでしょうか。
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