余暇と芸術
ココロとカラダの声を素直に聞いて、仕事を離れ1日休暇をとることにしました。思えば前回いつ休んだか思い出せないくらい、土日もしばらく休んでいませんでした。
書店で本を買ってから、久留米市美術館のショパン展へ。休憩スペースではショパンのワルツや別れの曲などが流れ、窓の景色には梅が青空の中に咲いているのが見え、春の気配を感じます。
こちらで、しばし一休み。平日のため人もまばらで、ショパンの当時のピアノが静寂の中、体に透き通るように響いてきました。別れの曲、ちゃんと泣かずに聴けるかな~と内心自信なかったけれど、哀しみと共に、別れを切なくも受け入れようとする強さとあたたかさを音色から感じたのでした。最後に、ショパンの直筆楽譜を見て、遠い彼方の音楽家がまるで今生きているかのようで、とっても不思議な音楽と美の空間でした。
1人は孤独な時もあるけれど、1人になって自分を見つめる時間を持たないと、大切なことに気付かないことがあるんですよね。。最近忙しさのあまり忘れかけていたことを、また思い出しました。
「1人を生きている人は、人間として、凛とした美しさを持っている」と。
帰りは遅めのランチに渡邊喫茶へ。
ゆっくりできるオススメの美術館近くのカフェ。
デザートが大きい!満足満足(^-^ゞ
心が思むくままに足を運んだ先はやはり芸術でした。弱った時に、内から見えない力を与えてくれるものが、私にとっての芸術なのだろうと思います。
個人的には、色々な執着を取り払ってもらえた1日でした。
明日からまた、頑張ります。
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