TOIRO PARK

10月16日(日)、久留米市田主丸町の「右田果樹園」で開催された「TOIRO PARK」でワークショップを行いました。耳納連山の麓の大自然を満喫できる果樹園の中で「柿のネガポジ画」を描きました。午前の部、午後の部合わせて1歳のお子様から大人の方まで17名の参加がありました。

当日は降水確率80%だったにもかかわらず、早朝だけ雨が降り、見事にイベントの始まりから終わりまで晴れました。大自然を相手に、みなさまの願いが天に届いたようでした。柿にとっては恵の雨。しずくがキラキラ。柿も嬉しそうでした。

今日描くのは「太秋(たいしゅう)」。サクサクとした触感で上品な甘さの高級柿です。描く前にみんなで試食し、重さや、形、色味、へたの部分をしっかり観察しました。「思ったよりもオレンジではない」「ぼこぼこしてる」「へたにタテ線がある」。よく見ると柿も丸くはないようです。

まずはへたから。へたに近い色を選んでオイルパステルで描きます。

いよいよ今日は、普段とはちょっと違った見方をして描く「ネガポジ画」です。ネガ(外側)の部分を見ることで、ポジ(柿)の形をはっきりと浮かび上がらせる方法。みなさんこれにはびっくり。「柿がみえてきた!」「だから苦手でも描けるんだ」「面白い!」と驚きの声が上がっていました。

さあ、柿の形が浮かび上がったところで、美味しかった実の部分の色を加えます。

みなさんも自分が感じ取った色を選び強くぬったり、優しくぬったり、指でこすったりして描いていきました。

3歳のお子様は、青色が入ってスイッチON。次は白も加えていました。

えんぴつで、細かい表現も入れていきます。

とってもかわいいへたですね。

出来上がりは、十人十色。トイロパークの名にふさわしい、その人ならではの魅力がある作品が出来ました。

クリニカルアートは、表現することで心を解放することを大切にしています。柿の木に囲まれながら表現する空間は、ココロもカラダもゆったりと癒され、気持ちを解放させてくれたように思います。自然の中で、笑顔がたくさんみられるワークショップとなりました。

アトリエSHO彩

Art for Smile Art for Health Color of Only One

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