こどもたちの「貝に描く春祭り」

三寒四温の久留米もずいぶんと日中は春の気配がしてきました。冬から春への季節の移り変わりを、宮崎県の美しい浜辺で採れた8センチほどの大きな天然の蛤に抽象表現。蛤は二枚貝で唯一の組み合わせ。平安時代の貴族の遊び「貝覆い」を話すと「面白そう!」と子どもたち。とても縁起がよく、蛤は結婚式やひな祭りの飾り、お吸い物にも使われています。

貝に興味をもってくれたところで、子どもたちは「空気がすごくきれいなところだと、寒くても白い息が見えないんだよ」「今年は雪の結晶を見た!」「春は風があたたかくてやわらかいね」など、思い思いに冬と春の季節のイメージを伝えてくれました。1年前から貝に描くことを楽しみにしてくれていた男の子は「(蛤に)いのちをいただきます!」と言って描いてました。

 

みなさんの貝に描く春祭り

こちらはちょっと仕立てを替えてみました^^

色紙の雰囲気でまた和風になりましたね。

今日は、たとえ「雅」という言葉はわからなくても、日本古来の雅な世界を、子どもたちのもつ独自の感性で楽しんでもらえたかなぁと思います。

ご参加ありがとうございました。

アトリエSHO彩

Art for Smile Art for Health Color of Only One

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