針金でつくる波のランプシェード
昨年から毎年、ご家族でクリニカルアートを楽しんでいただける日を企画しています。いつもは子どもだけ、大人だけという場ですが、共に大人も子どもも対等に表現者となる時間を過ごすことは、意味のあることだと思っています。
今年はコロナ禍のため2日に分けて開催しました。海の日にちなんだ制作をと思っていましたが、今年は梅雨明けしませんでしたね・・。外は梅雨空が広がっていましたが、波の音を聞きながら、海の画像を見て夏を感じてもらいました。
最年少は3歳、海に行ったことはあっても記憶を思い出すことは難しい、けれど画像を何枚も紹介していくうちに目がキラキラ、身を乗り出して見てくれました。光、季節、時刻、天候によっても移り変わる海の表情は、自然が生み出す最高の美なのです。
そして、今日のテーマは「波」。
夏の海ってどんな色だろう?波の動きは?なんて想像しながら色を選び、筆を使ってまるで波のように動かして(引いたり、打ち寄せたり、飛び跳ねたり、渦を巻いたり、大波が来たりと)表現していきました。
描いた後は、針金で波の動きと形を表現していきました。
「周りは小さい波が、ふわふわ泡のように、それがまん中でぶつかって、縦にざぶーんと飛び出たよ。」
小学生の女の子が私に伝えてくれました。
ぐにゃぐにゃ~と自由自在に針金を曲げて絡め、先ほど海の色で描いた透明でカラフルな塩ビ板を差し込みLEDライトを照らしてみると、オブジェのような波のランプシェードが出来ました。
おじいちゃんの喜寿のお祝いでサプライズプレゼントするお孫さん、おじいちゃんがとっても喜んでくれたそうです。作品が想いを伝えてくれますね。
実は、翌日もセッションを予定してましたが、大雨予報のため8月8日(土)に延期しました。参加予定だった方はもちろん、これから参加してみたいと思われましたら、是非ご参加お持ちしています。
梅雨明けコロナ明けが待ち遠しいものですね。^^
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