夏のとうもろこし
くもり空に、やわらかな光が差し込む午後。どこか陰りがあるギャラリーも、ほっとできて良いものです。8月の大人のアートサロンでも、みなさんでとうもろこしをつくりました。
感染防止のため、医療従事者の方はお一人席で制作していただいたり、その場で検温、記録、消毒、換気をしたりと、できる限り配慮しながら実施しました。
とうもろこしをしっかり感じながら、粘土をこねこね~
とうもろこしの形が出来たら、エアパッキンでつぶつぶをつけて、鉛筆でもぽこぽこと押し当てて粒の土台をつくりました。そしてカラフルな和紙で粒のふくらみを表現していきました。その姿が、なんとも言えず愛らしいのです。
みなさん集中されていて、空気が凛としているんです。日常のことを忘れて、目の前の今に向き合うのは、とても尊い時間なのです。
ギャラリーの中には、緑の植物があったり、生け花教室の先生がそのまま生けた作品を飾ってあったりと、表現者をそっと癒してくれます。
2時間かけて、アートサロンのみなさんの夏のとうもろこしができました。
静かに、和やかに、互いに表現することを喜び認め合う空間は、本当に居心地が良いものです。愛らしいとうもろこしが、その佇まいから「みんなそのままでいいよね。」って、伝えてくれてるようでした。
立秋を過ぎ暦上では秋。9月は「いちじくの水彩画」を描きます。
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