真夜中のお月見WS
満月としょかん月あかり十五夜祭り。
台風の前に雨が上がり、虫の声が響く中での開催となりました。
夜の図書館「満月としょかんつきあかり」の十五夜祭というイベントで、夜間に6名の方に「透かし窓に描く月光にススキ」というプログラムを実施しました。
ほとんどの方が初めての方でしたが、「虫のこえ」を歌ったりお月見の俳句などをみなさんで詠んで和やかにスタートしました。
月の形、位置、色もご自身で決めてもらいましたが、好きな形も満月から三日月まで様々でした。
「高い空に、三日月が輝いてるのが好き」
「満月から神々しい光やエネルギーが出てるイメージ」
「月の周りは明るいけど、外側は暗いかな」
「あたたかな風が吹いてる」
など、みなさんの月夜の情景はそれぞれ違っていました。
和紙で作ったお月さまを透かしてみるととってもきれいなのです。
笑顔が見られながらも、だんだんと集中されていて、きっと虫の声も遠くに聞えていたかもしれません。
心の情景のまま、最後にススキも加えていきました。
みなさんの月夜の情景の完成です。
鑑賞会の時間は22時。夜もすっかり更けていましたが、夜ならでは鑑賞会をしました。
しっとりとしたジャズをかけながら、イベントに来られていた、たくさんの方にも参加していただきました。
和紙で作った月は、光を照らすと輝きます。
最後は、光の演出で楽しんでもらいました。
本物のお月さまは見えませんでしたが、6名のそれぞれのお月さまが秋の夜長を包んでくれたようでした。
夜遅くからのご参加ありがとうございました。
次は熊本へ行きます。
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