重なる手のステンシル
1月の講座は、オリンピックの一体感や、言葉を超えた各国との交流(手と手)をイメージにつなげて、自分の「手」をモチーフに制作しました。
作業的にならないよう、ポイントごとに型紙の手を互いにタッチし合ったり、陣を組むように(ONE TEAM)したり、大人になって手の型をとることの貴重さや楽しさを感じてもらったり、重なりから生まれた色や形にも、いっぱい目を向けてもらう工夫をしました。手がモチーフだと、なんだか初対面でも会話が弾むのが印象的でした。手のポーズを手話の「アイラブユー✨」にした方も。作品に愛を込める、行きたい国が浮かぶ、日の出に見える、鑑賞会もずいぶん盛り上がりました。
親子の講座では、いつもは、1人1作品を制作するのですが、親子の講座で、初めて「共同制作」をしました。
重なる手は、わたしとお母さんの手です。
「どっちの手を、どんなポーズにする?」
「どっちが切る?何色を組み合わせる?」
「いや、ここは、ひとりでやる!!」
お母さんにはちょっと我慢の時があるけど、見守る見守る。手を重ねるのは恥ずかしい?でも、嬉しい!写真を撮るのがすごく幸せに感じたのは、この過程が、親と子のかけがえのないアートだからなのかもしれません。
2020年オリンピックイヤー最初の記念作品です。
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